【企画展】薗部澄が写した「汽車の窓から-東海道-」1952-1953
令和6年度 福島市写真美術館 企画展 薗部澄が写した「汽車の窓から-東海道-」1952-1953
木村伊兵衛写真賞で有名な写真家、故・木村伊兵衛の弟子であり、助手も務めた薗部澄(そのべきよし)氏が生前に写した東海道の街並みや駅舎風景の中から日本カメラ財団が収蔵する作品65点を展示します。
夏休みはぜひ写真美術館へお越しください!
薗部澄プロフィール
・1921年 2月14日 東京市京橋区佃島(現・東京都中央区)生まれ。
・1937年 京橋尋常高小卒業後、書店・金松堂(赤坂)に奉公し、ブロマイド販売のために暗室仕事を始める。
・1940年 カメラ店・双美商会に転じて暗室と撮影に取り組む。
・1943年 東方社に入社して暗室業務を担当し、木村伊兵衛に師事する。
・1944年 応召してフィリピン戦へ従軍
・1945年 復員
・1947年 サン・ニュース・フォトスに入社し、木村の助手を務めながら「週刊サン・ニュース」の暗室業務及び撮影を担当。
・1950年 岩波映画製作所に入社し、「岩波写真文庫」で約60冊の撮影を担当。
・1957年 フリーランスとなる。
・1968年 『日本の民具 全4巻』(慶友社、1964-67年)及び『黒川能』(平凡社、1967年)で第18回日本写真協会賞年度賞受賞。
・1989年 「忘れえぬ戦後の日本 東日本編、西日本編」(ぎょうせい、1988年)で第39回日本写真協会賞年度賞受賞。
・1995年 「冬日本海」、「冬北海道」(日本カメラ社、1994年)で第45回文化庁芸術選奨文部大臣賞受賞。
・1996年 3月5日逝去。享年75歳
写真集は、「北上川(世界写真作家シリーズ)」(平凡社、1958年)、「日本の郷土玩具 全6巻」(美術出版社、1962-63年)、「奈良六大寺大観6、7、9、11、12、13巻」(岩波書店、1969-72年)、「奈良の寺 14、18巻」(岩波書店、1974年)、「日本の土人形」(文化出版局、1978年)、「ふるさと」(朝日新聞社、1983年)、「桜前線」(ぎょうせい、1990年)、「子どもの領分」(淡交社、1996年)ほか多数。
概要
【会期】2024年7月13日(土) ~ 2024年8月18日(日)
【時間】午前9時~午後4時30分 (入館は午後4時まで)
【料金】一般 300円 高校生以下 100円 ※未就学児無料
【主催】福島市写真美術館(公益財団法人 福島市振興公社)・福島市
【協力】一般財団法人 日本カメラ財団
【後援】福島民報社、福島民友新聞社、福島テレビ、テレビユー福島、ラジオ福島、福島コミュニティ放送FMポコ
ギャラリートーク
【日時】2024年7月20日(土) 午後1時30分~午後3時30分
【講師】一般財団法人 日本カメラ財団 学芸員 宮﨑 真二 氏
【内容】薗部氏や展示作品についての解説、カメラの歴史などについてお話いたします。
【会場】2F多目的室
【料金】一般300円、高校生以下100円、未就学児無料(観覧料込み)
【定員】40名 (事前申込制・先着順)
【申込方法】申し込みは終了しました。
【ご注意】
会期中は多くの来館者が予想されます。
駐車台数に限りがありますので、乗合せか公共交通機関等のご利用にご協力ください。
正面駐車場が満車の場合は臨時駐車場をご利用ください。
臨時駐車場の場所はホームページ下にあります「アクセスはこちら」からご確認いただけます。👆