第23回しのぶの里フォトコンテスト 結果発表

今回もたくさんのご応募ありがとうございました。

去る7月下旬に審査会が開かれ、厳正なる審査が行われました。

審査委員長の齋藤康一先生をはじめとした審査委員による真剣な審査により、各賞が決定いたしました。

受賞者の皆様おめでとうございます!

 

また、残念ながら選に漏れてしまったものの非常に素晴らしい作品が多数ございました。

ご応募いただきました皆様 誠にありがとうございました。

なお、応募者全員へ結果通知を郵送しておりますのでご確認ください。

 

入賞作品展は10月15日(日) ~ 10月25日(水)に開催いたします。詳しくは本ページ下部をご覧ください。

 

 グランプリ

              「農ガールズの花見山は桃よ」

                   梅津 直樹

 

審査委員長 齋藤康一 先生より

 

写真のトーンが良いのか悪いのか正直判断に迷う部分がありました。しかし、このように拍子を飛ばしてあっけらかんと撮っている感じと、自然に撮ったのか演出して撮ったのか分かりませんが、実に面白い構図です。そして皆さん顔を見せずに写っている。そうした人の動きが形の面白さとなり、写真のトーンの出し方と相まって妙に魅かれる写真になっています。

見方によっては「ちょっと露出オーバー気味でどうなの?」と思う方もおられるかもしれませんが、これはこれとして一つの見せ方として表現できています。

着ている服装、空の感じ、花の感じ、このあたりが実にユニークで良い。

トーンがもう少し出てくれた方が良いのかなと思う反面、逆にこのトーンだから面白いんだという感じもある。

その辺りを皆さんにも見て楽しんでいただきたいと思います。

 

 花見山大賞

            「終光に雅ぶ」

                 鈴木 彦三

 スカイライン大賞

            「盛秋の荒野」

              秋葉 克彦

 受賞者一覧

 齋藤康一 先生より総評

今回も良い作品が揃って良かったなぁというのが感想です。

昨年のグランプリが素晴らしかったので、今年も楽しみにしておりました。

全体の作品の流れも考慮して作品を選考させていただきました。

花見山大賞もスカイライン大賞も作品が良い収まり方をしています。

また、不思議な写真が出てきた楽しさがありました。見る人が見れば楽しめるんじゃないかなと思います。例えば「花や実のある風景」の部の「紅白」(千田春雄)は今まであまり無かった作品だと思います。

みなさんしっかり撮ってらっしゃいますので心強く感じ、これからも大いに期待するところです。

花見山の写真は毎年同じ場所なので常に一つの型にはまって変化が乏しくなりがちですが、今年は形の変化というか、見せ方の良さが出ていたと思います。

 

 第23回 しのぶの里フォトコンテスト入賞作品展

入賞者の皆様の力作を一挙展示いたします。

ぜひ実物の写真をご覧いただき、作品の繊細なニュアンスまで感じ取っていただければと思います。

【会場】福島市写真美術館

【会期】2023年10月15日(日) ~ 10月25日(水)

    ※初日の15日午後はイベント開催のため一部自由にご覧いただけない場合がございます。

【時間】午前9時~午後4時30分(入場は午後4時まで)

【料金】入場無料

 第21回 フォト・セミナー

写真家・齋藤康一先生による、講評形式のフォト・セミナーです。

貴重な機会ですので皆様ぜひご参加ください。

詳しくは下記申込書PDFをご覧ください。

【会場】福島市写真美術館 2階 多目的室

【日時】令和5年10月15日(日) 午後3時~

【料金】無料

【定員】先着15名

【その他】1名様、約5分程度となります。

【参加方法】上記申込書に必要事項を記入し、令和5年9月17日(日)必着で当館までご提出ください。

      また、こちらの申込フォームからのお申込も可能です。

      受付は終了いたしました。